ナイトブラって何?バストアップ(育乳)できるってホント?驚きの効果と着けなきゃマズイ3つ理由
夜、寝るときにつける夜用ブラとして、雑誌やテレビなどでもたびたび紹介され、注目を集めている「ナイトブラ」。
「着けて寝るだけで簡単にバストケアができる」として、20代~40代の女性を中心に人気のナイトブラは、人気モデルやグラビアアイドルが愛用していることでも知られています。
特に最近では、超人気俳優の山田孝之さんがナイトブラのイベント(ふんわりルームブラとのコラボイベント)に参加して大盛況だったとニュースでも報じられ、その知名度は少しずつ上がってきています。
しかし、ナイトブラの存在は広く知られるようになってきましたが、実際に着用している女性はまだまだ少ないのが現状です。
20代~40代の女性を対象におこなったアンケートでは、約8割もの女性が寝るときにはブラジャーを着けていないと回答しており、ナイトブラの普及率としてはかなり低いと言えます。
そこで、ナイトブラ普及率を高めるべく当サイトを開設しました。
ここでは「そもそもナイトブラって何?」「昼間につける普通のブラと何が違うの?」「ナイトブラ着用でどんなメリットがあるの?」など、ナイトブラについて詳しくご説明していきます。
目次
【睡眠と下着に関する調査】でわかるナイトブラ使用率とその実態
まずはナイトブラに関する調査データから、ナイトブラ使用率とその実態についてご紹介します。
大手下着メーカーの株式会社ワコールでは、20代~50代の女性を対象に「睡眠と下着に関する調査」を行いました。
調査の結果、日本人女性の5人に1人が「睡眠時にバストが邪魔」と感じており、バストが睡眠の妨げとなっている、ということがわかりました。
ここでは、ワコールがおこなった調査をもとに、バストと睡眠の関係を見ていきましょう。
日本女性の睡眠とバストの関係
調査概要
◆ 地域:全国
◆ 調査対象:【プレ調査】全国の20代~50代の女性20,000人【本調査】20代~50代の女性800人(ナイトブラする・しない、入眠儀式する・しない、各200人ずつ年代に50人ずつ割付)
◆ 調査時期:2017年4月21日(金)~23日(日)
◆ 調査方法:インターネット調査
【参照:入眠と乳眠でおやすみ|ワコール】
バストが邪魔で満足のいく睡眠がとれない
まず、「就寝時に自分のバストが邪魔だと感じることがあるか」と問うと、約5人に1人(22.0%)が「邪魔だと感じたことがある」と回答しています。【図1】
そして、「バストが邪魔だと感じたことがある」と回答した方の中から176人に、「全体的な睡眠の質に満足しているか」と聞いたところ、54.5%が「満足していない」と回答しています。【図3-1】
また、寝ている間にも寝返りとともにバストが動いたり、仰向け寝のときに左右に広がったりして、「バスト自体は睡眠(休息)できていないと思うか」と問うと、こちらも5人に1人(20.5%)が「バストは睡眠できていないと思う」と回答しています。【図2】
同様に「バストが充分に睡眠できていない」と回答した方の中から169人に、「睡眠の満足度」を聞いたところ、57.4%が「満足していない」と回答しています。【図3-2】
本来、心身ともに休息するはずの睡眠ですが、女性の5人に1人はバストが原因でしっかり休息がとれず、半数以上が睡眠の質にも満足できていないということがこの調査結果からわかります。
ナイトブラの使用率とその満足度
次に、「夜、寝るときに専用のブラジャー(=ナイトブラ)をつけているか」と問うと、約7人に1人(15.4%)が「ナイトブラをつけている」と回答しています。【図4】
さらに、寝るときにナイトブラを「着けている」と答えた3,087人に、その満足度を聞くと、約6割(58.5%)が「満足している」と回答しています。【図5】
このように、寝るときにナイトブラをつけている方はまだ少数派ではありますが、ナイトブラを着用している方の満足度はとても高いということがわかります。
では、ここからはナイトブラについて詳しくみていきましょう。
そもそもナイトブラってなに?
ナイトブラとはその名のとおり、夜、眠っている間に着けるためにつくられたブラジャーです。
寝ている間には仰向けになっていたり横向きになっていたりと、無意識のうちに寝返りをうって、さまざまな寝姿勢をとっています。
そのため、いろいろな方向に重力が加わるので、バストへの負担も大きくなってしまいます。
何もつけない状態(ノーブラ)で寝ていると、無防備なバストでは負担に耐え切れず、クーパー靭帯が伸びてしまったり、場合によっては切れてしまうこともあります。
クーパー靭帯が伸びてしまうと、垂れ乳や離れ乳など、バストの形崩れやサイズダウンの原因になるので、寝ている間でもバストが動かないように、しっかり固定してあげなくてはいけません。
垂れ乳・離れ乳の原因!?クーパー靭帯が切れたらどうなるの?切れないための鍛え方や修復方法は?
ナイトブラは締め付け感がキツすぎず、着けていてもストレスに感じないことが大切です。
普段、昼間につけている通常のブラだと、締め付けがキツかったり、ワイヤーが骨にあたって痛かったりして、睡眠の妨げとなる恐れがあります。
ナイトブラを着けることによって眠れなくなってしまっては本末転倒です。
ナイトブラで締め付け感がキツすぎる場合は、サイズが合っていない可能性が高いので、自分のバストサイズにあったものを選びましょう。
ナイトブラ着用で期待できる効果
じつは、普段、補正効果の高い矯正下着を着用している人でも、寝るときはノーブラという方も案外多いのです。
ナイトブラを着けない理由として、
どんな効果があるのかわからないから
ブラをつけて寝ると寝苦しいから
ホックやワイヤーがあたって痛いから
といったことがあげられます。
たしかに、「寝ているときもブラをした方が良いよ!」と言われても、窮屈そうだし、痛そうなのに、どんな効果があるかわからないのでは、「よし、今日からブラを着けて寝よう!」とはなかなか思えないですよね。
ここではナイトブラを着用することで、どのような効果があるのかご紹介します。
そもそも、ナイトブラは何のためにつけるの?
ナイトブラは寝ているときの衝撃(揺れ)や冷えからバストを守ってくれます。
普段の生活を思い浮かべてください。
ノーブラでいると確かに解放感もありラクではありますが、違和感があったりちょっと動いただけでもバストが上下左右に振られて痛みを感じることもあるのではないでしょうか?
ブラジャーをつけることで「バストにかかる負担が軽減される」ということを、普段の生活では身をもって感じているはずなのですが、夜、寝ている間にも同じようなことが起こっているとは、なかなか考えが及ばないのです。
なかには「寝ている間に体を締め付けるものを身に着けていると、血液やリンパの流れが悪くなり、健康にもよくない」という説もあることから、パジャマや下着類はなるべく軽くてラクなものを選ぶ人もいるでしょう。
この考えではナイトブラはNG習慣なのでしょうが、バストに限ってはそうとも言えません。
私たちの身体は常に重力の影響を受けています。
それは昼でも夜でも同じです。
昼間にブラジャーをつけるのは、「バストが重力に引っぱられて垂れるのを防ぐため」という理由があります。
しかし、寝ているときにも重力を受けているということは忘れてしまい、バストが無防備な状態になるノーブラで寝てしまうのです。
普段、立っているときは上から下に向かって重力がかかりますが、寝ているときは仰向け寝であれば上方や脇、背中に向けて、横向き寝であれば左右のどちらか下になっている一方に向けて重力がかかってしまいます。
さらに、寝返りをうつたびに無意識のうちにバストを振り回して衝撃が加わってしまい、垂れてしまう原因になります。
日本人女性の平均睡眠時間は6時間40分と言われており、1日の1/3近くが眠って過ごしていることになるのですが、その間にバストにかかる負担は決して軽いとは言えません。
ナイトブラを着けることで、寝ている間のバストへの負担を減らすことができるのです。
さらに、ナイトブラを着けていることで、バスト周辺の体温が上がります。
バストが冷えると血行が悪くなり、必要な栄養がうまく運べなくなってしまい、ハリがなくなったりデコルテ部分が痩せこけたりして美しいバストを保てなくなってしまいます。
このように、寝ているときにナイトブラを着用することで「バストへの負担軽減」と「バスト周辺の冷え防止」につながり、バストアップやバストケアがより効果的になるのです。
ナイトブラの効果は主に「バストの型崩れ防止」と「育乳効果」
寝ているときのナイトブラ着用で得られる効果は、主に「型崩れ防止」と「育乳効果」です。
これまでに何度もお伝えしてきているように、寝ているときはさまざまな方向に重力による影響をうけてしまいます。
日中、立っている状態の場合には上から下の一方向から受ける重力に耐えれればいいのですが、寝ているときはさまざまな方向に重力をうけるため、普通のブラではカバーしきれません。
ナイトブラを着用することによって、全方向からしっかりと固定しバストを守ってくれるので、垂れ乳・離れ乳、左右で大きさが違うという型崩れなどを防いで、キレイなお椀型のバストを保ってくれます。
また、ナイトブラを着けることにより、適切な形でバストを固定してくれるだけでなく、冷えを防いでくれるのでバストが育ちやすい理想的な環境を整えてくれます。
昼用ブラとナイトブラの違い
ナイトブラは脇や背中部分が昼用のブラよりも幅広になっていてホックがついていないものが多く、肩紐についても通常のブラより太めで、長さの調節はできないものが多いようです。
また、ナイトブラにはワイヤーが入っていないものがほとんどで、伸縮性のある素材でバスト全体を持ち上げるような構造になっているものが多く、メーカーによってクロス構造だったり3D立体補正だったりとさまざまです。
昼用ブラをナイトブラとして使うのはNG
補正力が高くサイズがあっているブラやノンワイヤーブラならナイトブラでなくても良いのでは?という質問を受けることがありますが、昼用のブラをナイトブラとして寝るときに着用するのはおすすめできません!
特にワイヤー入りのブラでは締め付けがキツいものが多く、血液やリンパの流れが悪くなったり、安眠の妨げとなる恐れがあります。
また、昼用ブラはあくまでも立った姿勢のときにバストを保持することを目的としているため、横になったときのお肉の広がりを防ぐことができないので、ナイトブラとしては適していません。
スポーツブラのようにノンワイヤーでも夜用ブラにはならない
ノンワイヤーで着け心地もラクだからということでスポーツブラなどのノンワイヤーブラをナイトブラとして使う女性も少なくありません。
着け心地だけで考えるとノーブラよりはマシかもしれませんが、スポブラも昼用ブラにはかわりないので、寝るときのバストを固定する力はいまひとつといったところです。
同様の理由からハーフトップやカップ付きインナーもナイトブラの代用品にはなりません。
ナイトブラの効果と着けなきゃマズイ理由のまとめ
寝ているときのバストは、あらゆる方向から重力の影響をうけているため、無防備な状態(ノーブラ)で寝ていると、垂れ乳・離れ乳の原因になる。
ナイトブラを着用することで、寝ている間でもしっかりバストを固定してくれるので、バストに負担がかかりにくい。
ナイトブラを着けることでバスト周辺の体温があがり、冷えを防いでバストが育ちやすい理想的な環境を整えてくれる。
普通のブラやノンワイヤーブラ、スポーツブラでは寝ている状態での着用を想定していないため、寝姿勢でのバストを支えきれない。
商品 | PGブラ | ふわっとマシュマロブラ | ふんわりルームブラ | Viage | モテフィット |
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詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | |
ホールド | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
伸縮性 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
着け心地 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
ホック | ◎ 両面ホック | ○ 前面ホック | ○ 前面ホック | △ ホックなし | △ ホックなし |
カラー | ○ 4色 | △ 1色 | ◎ 15色 | ○ 5色 | △ 1色 |
サイズ | ◎ 5サイズ | △ 1サイズ | ◎ 7サイズ | ○ 3サイズ | △ 1サイズ |